筋膜外来

最近よくテレビや雑誌でも耳にするようになった「筋膜」や「筋膜リリース」という言葉、当院でも最新の筋膜にアプローチをするケアを行っておりますが、はっきり言って何のことかよくわからないですよね?欧米ではもうすでに当たり前の技術となっているこの「筋膜リリース」をご紹介します。

そもそも筋膜とは何なのか知っていますか?筋膜とは筋肉や内臓、骨などを覆っている膜の事で、全身をウェットスーツのように筋膜に覆われています。
筋肉は筋繊維が集合して構成されていて、各筋肉でまとまっています。しかし筋膜は筋肉と違い、隣の筋肉に連続して繋がったり、近くの骨や靭帯に繋がることで、身体全体を覆っています。

この連続した筋膜の繋がりが身体の運動連鎖や関連通と言った身体の痛みに大きく関わってきます。
そしてこの筋膜は運動不足やケガなどをすると筋肉の活動が低下してしまうと硬くなったり、粘着性がでて周囲の筋肉や筋膜同士が癒着してしいます。 このように筋膜が硬くなってしまったり癒着してしまうと、その部分の筋肉が機能不全を起こし、痛みやコリになっていきます、また先程お話ししたように筋膜は隣の筋肉にも繋がっているので、その部分の筋肉だけでなく他の筋肉に症状が現れることがあります。これを関連痛といいます。

そして拘縮して癒着を起こしてしまった部分をトリガーポイント呼び関連痛を起こす引き金となっています。そしてこのトリガーポイントを緩め筋肉の活動を取り戻す技術を筋膜リリースといいます。

当院の筋膜リリース

筋膜リリースとは先ほどお話をした癒着を起こしトリガーポイントとなった部分に、圧をかけて筋膜の緩める技術です。ただ単にマッサージやストレッチをすることではありません。筋膜の癒着が起きるとその筋肉は伸ばしにくくもなりますし縮みにくくもなります。また周囲の筋肉の活動も低下します。筋膜リリースは筋膜の癒着を消失させ、伸びる縮むの両方の筋活動を取り戻すことで身体全体の活動向上の効果があると言われています。

対象疾患
テニス肘・ゴルフ肘・腱鞘炎・ランナーズニー・ジャンパーズニー・肉離れ後の後療法・手術後の後療法・外反母趾・足底筋膜炎など

当院で行っている筋膜リリースはテクニカ・ガビランとトリガーポイント・パフォーマンスと言った技術を中心に行っています。下の写真のツールを使った筋膜リリーステクニックです。

ツール1ツール2

テクニカ・ガビラン

今話題になっているIASTMツールを使った筋膜リリース方法です。医療用ステンレスを使った「かっさ」のようなものです。ツールで皮膚を撫でるように刺激をしていくと、ガリガリと引っかかる感じがあり赤くまだらになってきます。そこが筋膜の癒着がある場所なんです。筋膜の癒着を探しながらリリースしていくことができる。テクニックということですね。

  • テクニカ・ガビラン施術の図
  • テクニカ・ガビラン施術の図
  • テクニカ・ガビラン施術の図
  • テクニカ・ガビラン施術の図
  • テクニカ・ガビラン施術の図

トリガーポイント・パフォーマンス

現在多くのアスリートも愛用しているグリッドフォームローラーを使って筋膜を圧迫しリリースしていく方法です。トレーニングの動きやストレッチの動きの中でツールを使ってリリースをしていくのでパフォーマンスの向上には最適です。さらにツールも比較的リーズナブルなので動きを覚えればご自宅で一人で筋膜リリースができるようにもなれます。

  • トリガーポイント・パフォーマンスの図
  • トリガーポイント・パフォーマンスの図
  • トリガーポイント・パフォーマンスの図
  • トリガーポイント・パフォーマンスの図
  • トリガーポイント・パフォーマンスの図

骨格矯正治療の専門家として、責任をもって治療させていただきます。

お電話でのお問い合わせ・ご相談は 047-316-0790

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