寝違え・ぎっくり腰
寝違え
皆さま、朝起きると首が痛くて動かせない…回せない…なんて経験は、1度や2度あるのではないでしょうか?
こんな症状が、首や肩にあったら、 寝違え・寝違い かも知れません。なぜ起こってしまうかというと、就寝中に不自然な姿勢が続いたり冷えたりすることにより、筋肉等に痛みや腫れが起こり、筋緊張が強くなってしまうからです。
人によっては、肩や肩甲骨まで痛みが走ったりします。痛みとしては、ズキズキするするどい感じや、重い痛みがでたりします。人によっては、痺れのような神経症状が出る場合もあります。
寝違えた場合のご自身でできる対処としては、筋の損傷によって痛みが出ておりますので、まずはアイシングと安静にすることが一番です。寝違えた後に、痛めている場所を揉んだり強くストレッチをしてしまうと逆に炎症を広げてしまい、1週間以上も痛みが残る場合が多々あります。 当院は、寝違え治療の専門家です!揉まないでも治る治療法があります。アイシングをしてなるべく早く受診していただければと思います。
ぎっくり腰
ぎっくり腰とは、正式名は【急性腰痛症】で、寒い日や疲労困憊などで筋肉が普段より緊張している(疲れている)状態のときに、朝に顔を洗ったり、重いものを持ったりして身体を捻ったり、急激に腰に負担がかかった時に起こったりします。
長時間の同姿勢、無理な姿勢等での筋疲労、腰の血流の悪化が発端になることが多いので、その時の身体の状態で、普段は耐えられる負荷のくしゃみや咳でもなることもあります。
- 腰を前や後ろ、横に倒す、捻ることが痛くてできない。
- 歩く、屈む、立ち上がるときに痛みが強くなる。
- まっすぐに立つことができない(腰以外にも足、お腹に力が入らない。入れにくい。)
- 痛くて座っていることができない。
などなど・・・ズキズキするような痛み、おしりや足に電気が走るような痛みやシビレが特徴です。
ぎっくり腰のご自身でできる対処としては、筋が縮こまった状態から急に引き延ばされてたことによって、炎症が起きていますので、まずは アイシングと安静にすることが一番です。アイシングとは、要するに冷やすことです!
また、どの姿勢をとっても痛いとは思いますが、横向きで抱き枕を抱えてエビのように丸まった姿勢で安静(アイシングをしながら)にされるのがベストです。この際、どちらを上に横向きになられてもかまいません。
歩行ができたり、周りの協力が得られる場合には速やかに受診して下さい。受傷後、72時間以内の処置で予後が決まります!何もせず悪化し慢性化した場合には、急激な痛みはないものの、すっきりとしない痛みやシビレが3ヶ月~半年以上に取れない場合も珍しくありません。急性のものは急性のうちに!これが治療の鉄則です。